キルケとちーちゃんの本棚

本好きの主婦が書く、娘と読んだ本たちの記録です。

2017年6月15日 ちーちゃん6歳の誕生日「ノンタンのバーステイブック」

6月15日は娘、ちーちゃんの誕生日。まだまだ6歳なのか、もう6歳なのか…。まだまだなんでしょうね。

私自身本が好きで、娘にも本が好きになってもらいたくって0歳のときからコツコツとやってきた読み聞かせ。はじめは、本をビリビリされたり、読んでいる途中でもめくりたがったりとなかなかうまくいきませんでしたが、今では寝る前や起きたときの、読み聞かせタイムを楽しみにしてくれるようになって良かったです。

私も読み聞かせを通して、絵本の楽しみを知り、今ではその魅力にハマっています。

少ない言葉と絵でつづられる絵本の、一見単純なようで、想像力をかきたてる深い世界。それから、読者を楽しませるためのさまざまな工夫が面白いです。

 

「のんたんのバースデイブック」は娘がもっと小さいときに買ったものですが、そのときは、日の目をみずに私の本棚に眠ることになりました。

同時、娘はまだ文字が読めなかったため、文字を書き込んで絵本を完成させるこの本はまだ早いかなと感じたからです。

やっと文字の読み書きをはじめた娘。満を持して誕生日のこの日に取り出してみました。

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ノンタンが誕生日を迎えた子供にふしぎなたまごをプレゼントしてくれるお話。てけてけ逃げていくたまごを追いかけながら、その日の体重、身長、天気、好きな食べ物、将来の夢、手形などを直接本に書き込むようになっています。

ちょっとイタズラで、お茶目な猫の子ノンタンは、私が小さいときにも愛読した絵本ですが、表情豊かで可愛らしいキャラクターと、独特のリズムのある文章が素晴らしいです。読むほうも楽しく読めて、サクッとすぐに読めるので、集中力が長く続かない、小さな子供でも楽しめます。

うちでも娘が2~3歳頃のとき、大いにお世話になりました。ノンタンのぬいぐるみもうちにいますよ。↓

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6歳になった娘には、ノンタンのお話はちょっと物足りなかったようで、今回反応はいまいちでしたが、(私の兄からの誕生日プレゼントが気になっていたというのもあるだろうけど…)6歳の誕生日の記録として、数年後にまた見たら楽しめるんじゃないかなと思います。

親が子供にメッセージを書くページもありますので、子供へのこの機会に口ではなかなか言わない思いを文章にするのもいいかなと感じました。(他人に読まれるのは、恥ずかしいけれど^^;)